
就職や進学、または結婚や転勤など…。引越しの理由は様々です。
引越しの前と後にどのような手続きが必要かは、事前に知っておく必要がありますね。
「賃貸契約が完了して、引越し業者も手配して、あとは鍵をもらって、引越し先に行くだけだ!」と思っていている方がいらっしゃるようです。
引越し前と後にどのような手続きが必要か見ておきましょう。
目次
引越し前にしなければならない手続き
引越し前にしなければならない手続きには以下のものが挙げられます。
1.役所や市町村での手続き関係
引越し前に役所、市町村に届け出なければならないことが、いくつかあります。
例えば、転出届けの提出に関しては、引越し前に行っていないと引越し先で困ります。
郵送でのやり取りは自分でやると面倒ですよね。
ご自身でわからない点はネットで調べるか、賃貸契約を行う不動産会社の方に訪ねましょう。丁寧に教えてくれますよ!
その他に役所で行わなければならない手続きには、
- 転出届の提出と転出証明書の発行
- 国民年金・国民健康保険
- 印鑑登録の廃止
- その他:福祉・医療・手当関係
などが挙げられます。
また、ワンちゃんを飼っている方は、地域によっては、犬の旧鑑札、予防接種票と印鑑をもって届け出る必要があります。管轄が保健所の場合には、保健所に届け出ます。
2.郵便関係
ホームページや窓口設置の専用のハガキで申し込めば、現住居に送られてきた郵便物を希望日から1年間新居に転送してくれます。
申請してから登録反映まで1週間程度かかることもありますので、引越しの前、早めに登録しておくことをおすすめします。
「転居・転送サービス」に関して詳しいことはホームページを御覧ください。
3.ライフライン関係
電気・水道・ガスの手続きです。
引越し前に電気や水道、ガスの手続きをするのが遅れてしまって数日間、電気やガス・水道が使えないというトラブルもあるようです。
不動産会社の人がどこに電話すればいいのかは教えてくれます。
ガスの使用開始にのみ、業者の人の立ち合いが必要な場合があるので注意が必要です!
もし、手続きを忘れると、新居初日にお風呂に入れなくなっちゃいます…。
4.各種配達サービス関係
その他に何かを定期的に配達してもらっている場合がありますよね。
例えば、水のアクアクララなど。そういった場合には必ず事前に連絡をしておきましょう。
引越し後にしなくてはならない手続き
引越し後、落ち着く前にやっておかなくてはならないことをやってしまいましょう。
転入届と住民票の取得
引越し後14日以内です。
前住所の役所で入手した「転出証明書」と身分証明書、印鑑を持参の上、「転入届」を提出。
転入、転出の届け出をしてない方は意外に多いようですが、マイナンバーが始まったのでやっておかないと勤め先から怒られる場合がありますよ!
転校書類の手配
お子様がいらっしゃる場合には「転入学通知書」を発行してもらう必要があります。
地域によって必要な書類が変わってきます。在学証明書の有無など。転校前の学校の担当者に聞いてみるのも良いでしょう。
国民年金・国民健康保険の手続き
国民健康保険は新たに申し込みをする必要があります。
会社の保険に入っている場合には必要がありません。
国民健康保険は大切なものなので、絶対に忘れず手続きしましょう。
印鑑登録
印鑑登録もする必要がある場合には、手続きをしてください。
親や兄弟が賃貸契約をする際に保証人になるには、印鑑登録はほぼ必須です。
その他、福祉・医療・手当関係の手続き
乳児医療費助成や児童手当、介護保険、後期高齢者医療費助成などの手当てを受けている場合には、引越し後に役所に届け出ましょう。
保険関係は、手続きを完了していないと後にトラブルになることが多くありますので注意が必要です。
まとめ
引越しの際には、引越し前、引越し後ともに様々な手続きが必要です。
引越しをする前に必要なものをチェックしてトラブルのない引越しをしたいですね♪