
今回で3回目となります「賃貸でかかる費用と費用を抑えるコツ」です。
今回は、
- 前家賃
- 日割り家賃
- 管理費・共益費
- 町費
について書いていきたいと思います。
月々払うことが決まっている家賃ですが、前家賃と日割り家賃は、無料になる物件もあります。交渉次第でお安く入居できるチャンスです!ぜひ参考にしてくださいね♪
関連記事目次
前家賃と日割り家賃
毎月支払う家賃は、滞納せずに払わなくてはなりません。
また、新しく入居をする際には、先に次の月の家賃、または、入居する月の家賃を支払う必要があります。それが前家賃と日割り家賃です。
前家賃・日割り家賃の例 (11/15入居の場合)
11月15日に入居する場合には、その月の15日分の家賃と12月分の家賃を先に支払う必要があります。次の家賃の支払い日は、12月の月末になるケースが多いです。日割り家賃が発生しないケースもあります。
月初め(1日)に入居する場合の家賃
その月の初めの月に入居をすれば、先に支払うのはその月の家賃だけです。支払うタイミングが違うだけで結果的に払うお金は、住んだ分だけ払うことに変わりません。
賃貸契約では、入居する前に支払う必要のある家賃が発生します。自分が住んだ分だけを支払う形なので、それ以上の高額な請求をされることは、まずありえません。
前家賃が免除されるケース
この最初の支払いが免除されるケースがあります。それがフリーレントです。
賃貸物件を探しているときにフリーレントの記載を見たことがある方もいらっしゃるでしょう!
そうですフリーレントとは、さきほど説明した最初に払う家賃やこれから払う家賃が無料になる割引サービスです。
フリーレント1ヶ月の場合
11月1日入居で先に支払うはずだった1ヵ月分を無料で借りることができます。つまり、賃貸を借りる際の初期費用が家賃1ヵ月分だけ安くなるのです! お得なサービスですね。
フリーレントも多いところでは3ヶ月や半年といった割引サービスを行っている所もあります。3ヶ月や半年分も家賃を払わなくても住めるというのは夢のような話ですね!
不動産会社の裏話でフリーレントがついている物件はあまり良い物件ではないという話もあります。家賃を下げることはできないが、とりあえずフリーレントを付けている物件もあって、フリーレントを付けている理由が、物件の人気がないからという場合が多いからです。
理由もなくフリーレントをつけている場合には、魅力がない物件のアピールとも言われることもあるようです。
それ以外に、ちゃんとキャンペーンなどの理由があってフリーレントを付けていている場合もあるので、フリーレントがついているから魅力がない物件とは、一概に言えないようです。
フリーレント物件のポイント
家賃は下げられないが、フリーレントはつけてくれるという不動産会社が多くあります。
お部屋を借りる時は、家賃を交渉するだけではなく、「家賃が下がらないならフリーレントは付けられないですか?」と聞いてみるのもいいでしょう!
管理費・共益費・町費
賃貸物件では月々の支払いに家賃以外のものを払う必要があります。
それの代表例が「管理費・共益費」です。管理費・共益費は、実質的には家賃のようなものです。支払う側からすれば、名目が違うだけで、払うことに違いはありません。しかも、管理費・共益費の名目を付けているが、使われ方は普通に家賃と変わらず大家さんに払われている場合が多いです。
管理費・共益費は、難しく考えずに家賃と同じようなものと考えていいでしょう!
また、「町費」というものも請求されます。
市町村によって金額は異なりますが、福岡市と北九州市は250円から300円を取っている所が多いのではないでしょうか。こちらは、必ず必要なものですので、しっかりと払うようにしましょう。
物件によっては、月々ではなく1年分を一括で請求する場合もあるようです。
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