
初期費用について今回で4つ目のコラムになります。
前回は「日割り家賃や管理費、町費などの月々にかかってくる費用」についてご紹介していきました。
今回は、値引きが難しい費用である
- 家賃保証料
- 鍵交換代
などを紹介していきたいと思います。
通常の不動産会社でこれらの費用を割引のは、非常に難しいのです。なぜ値引くことができないのかをご紹介していきますね♪
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そもそも家賃保証会社ってなに?と思う方もいらっしゃると思うので軽く説明をしておくと、『賃貸で部屋を借りる際に大家さんの代わりに家賃等を回収してくれる業者』だと言っていいと思います。
色々な言い方があるようですが、実務上の家賃保証会社の役割は、家賃の滞納、退去時費用の不払い、強制退去にかかる裁判費用などを肩代わりして大家さんに払ってくれることです。
家賃保証会社が肩代わりしてるからと言って、入居者さんが払わなくてもいいというわけではなく、未払いの場合は実際に家賃保証会社が取り立てにきます。
つまり、大家さんは、入居者さんの家賃の不払いなどの不安がなくなるという点で、すごく便利な会社なのです!
保証会社を使うメリット
では、入居者さんからして保証会社を使うメリットはあるのか?
それは昔に比べて賃貸が借りやすくなったことです。家賃保証会社が近年急増したことにより、審査が簡単に通る会社も増えました。
昔であれば、なかなか賃貸を借りることができなかった方々でも、今はすんなり借りることができるようですね。
家賃保証会社の保証料
家賃保証会社の保証料は、不動産会社が決めているわけではありません。一律で料金が決められていることがほとんどです。この一律で決められている料金を不動産会社が値引きをするのが難しいのです。
鍵交換代
これは説明するまでもありませんね。
入居前に鍵を交換するのは当たり前のことです。福岡市や北九州市では鍵交換代は、10,800円から32,400円ほどではないでしょうか。
どうして差があるのかと言いますと、鍵が高額な場合があるからです。現在は電子ロックやディンプルキー、といった設置と鍵の制作に費用がかかるものが多いため、鍵の種類によって費用に差があるのです。
鍵交換代は値引きが難しい
こちらも家賃保証料と同じように不動産会社が値引くのは難しいですね。鍵の交換費用は鍵の業者さんが一律に決めているからです。
初期費用はなるべく抑えたいところですが、防犯上の理由で鍵は絶対に交換が必要なのです。
まとめ
このように不動産・賃貸契約の初期費用では値引くことが難しい費用がまだあります。これらの値引くことが出来ない費用のおかげで、初期費用がグッと高くなっているのです。
次回は、
- 火災保険
- 消毒代
- 引越し関連費用
といった、値引きが難しい項目をさらに紹介していきます!!
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